事の本質

珍しく真面目な内容です。書こうと思ったらA4で2枚分ぐらいになりそうだけど適当に短くw
以前朝鮮学校の件でも似たようなこと書いたんだけどね。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1450670.html

俺はこの手の規制に関しては基本的に反対なんだが
何故反対かというと一般的にメディアに取り上げられる
表現に自由とかが理由じゃないんだよね。

無論表現の自由は尊重されてしかるべきなんだが、
それよりももっと危惧すべき部分があると思う。

それはこの手の法案を推し進める政治家や活動家の大半が
論理的な理由も無しに自らの感情論だけで規制を行おうとしている事だ。

もしロリコンや同性愛が嫌いであっても法的、論理的根拠が無ければ
その規制を叫ぶなどもってのほかである。

規制派、反対派のどちらでもよいが統計学や心理学など
データを下に議論している人を見た覚えはない。
是非両陣営の皆さんには
「このままでは実害が発生する(あるいはしない)」
というデータを示してもらいたい

ひょっとしたら真面目に議論している人もいるかもしれないが
メディアに取上げられない以上それが一般に認知されることはないので
ほぼ無意味の草の根運動と言っても良いだろう。

また、こういう論理的思考、ロジカルシンキングができない一般人もかなり増えている。
ゲーム脳」や「マイナスイオン」に代表される似非科学の信奉者が
増加したのもその弊害ではなかろうか。(個人的にはこれはいい加減な私立大学の教育に原因があると思っているが)
よって事の本質を葬り去るには大学教育、あるいは高校教育の改善が必要であると思うのだが
これは日記であって論文でもなんでもないのでこれ以上は止めておく。

文系の先生方は是非こういう手法で論理的に本を書いていただきたい。
無論統計などのデータに基づいてだが。


最後にもう一度書くが、最大の問題はポルノの存在や猥褻物と創作物の線引きではい。
法よりも感情を優先する稚拙な政治家が増えたことだ。

PS:個人的にはある程度の規制なら大賛成。
  過激な性描写のある本はR-18に分類すべきだし
  一般書籍とは売り場を分けるべきだと思う。