とりあえずキネクトについて

なんか「お前ソッチ専門だろ?なんか言えよ」的な電波を受信したので・・・。


とりあえずウチの研究室でもPCにつないで色々動作検証はしてます。
箱○本体は俺の私物なんだが・・・・。


個人的感想だけど正に「枯れた技術の水平思考」って感じで面白い。
赤外線を使った距離センサーも距離画像も何年も前から存在してるけど
こういう形で商品化するだけでこうもいろんな使い方がでてくるものかと。


詳しい仕様は特許上の都合か見つからないけど


・距離計測は赤外線アクティブ
カメラの暗視モードで撮影すると無数のドットが確認できるので
高周波数(数千kHz?)でランダムドットを生成してると思われる。
後は床等、距離が一定なオブジェでキャリブレーションして三角測量か


・隣にRGBカメラ
物理的に数ミリ離れた位置にあるので視差があるが
これも何ミリ離れているかは既知の情報なので補正可能。
このカメラで得られた通常のカラー画像を合成したり人間だけ切り抜いたりする。
人間の切り抜きは前述の距離計測があってこそあんなに綺麗に出来るんだろうなぁ。


・加速度センサー内蔵(未確認
キネクトを手で持って家の中を歩きまわっても情報が比較的正確に取得できていたので
おそらく単純な上下動ぐらいは加速度センサーで感知して補正をかけているのではと予想。


・通常のWebカムなどと違い本体に専用プロセッサ
これのおかげで貧弱なノートPCでも安定して30fpsで画像処理ができる。
どこまでの処理をキネクト側でやっているのかは不明。
OpenNiを弄りまわしたらわかるのかしら。



半分以上俺の妄想なので信用しないように。
同じ内容をドヤ顔で力説しても恥を各可能性があります。



とりあえずMMDでは既にモーションキャプチャツールとしての利用が可能になってます。
キネクトは内部で人間の関節構造を決めているのでボーンの構造に制約はつくだろうけど
今まで個人ではどうしようもなかった部分が1万ちょいで実現できるってのは大きいんじゃなかろうか。
参考:http://getnews.jp/archives/89810


LightWaveや3DsMAXにプラグインでこういうのが提供されたら
今までネックだった人間や動物のモーション作成が捗るだろうなぁ。
(俺なんかモデリング以上にモーションの問題があるから作品に人間だすの避けてきたし)


というわけで誰かプラグインつくってくれ。
時間があればLightWave用のプラグインとか自分で書きたいんだけど
俺よりもっとコーディング上手な人がやってくれたほうが全体の為かと・・・。
あと卒業用のネタにもならないし就活で忙しいってのもあるが・・・。